『ウィッチャー』シリーズや『サイバーパンク2077』で知られるCD PROJEKT RED(CDPR)は、モバイルゲーム開発大手Scopelyとの戦略的パートナーシップを発表した。『MARVEL ストライクフォース』や『Stumble Guys』、『Star Trek Fleet Command』などを手掛ける同社と共同で、CDPRが保有するIPを基にした完全新作ゲームを開発するとのことだ。
どの作品をベースにするかは明かされていないが、ファンの間では『ウィッチャー』または『サイバーパンク』が最有力候補と見られている。
CDPRは過去にも『ウィッチャー』シリーズのモバイルゲーム展開を試みており、2015年にはMOBA作品『The Witcher Battle Arena』を、2021年にはARPG『ウィッチャー:モンスタースレイヤー』をリリースした。
後者は『Pokémon GO』のゲームシステムから着想を得ており、プレイヤーが拡張現実(AR)技術を通じて現実世界でモンスターを狩るという内容だったが、残念ながら2023年6月にサービスを終了している。一方で、カードゲーム『グウェント ウィッチャーカードゲーム』は比較的安定した人気を保っており、もし新作がカードゲームの要素を取り入れるなら、既存のファン層を引きつけることができるかもしれない。

もし新作が『サイバーパンク』の世界観を採用する場合、より独創的なゲームプレイが期待できる。プレイヤーはハッカーや傭兵、あるいは一般市民となり、スマートフォンを通じてネットへの侵入をシミュレートしたり、他のプレイヤーとハイテクなサイバーバトルを繰り広げたりするなど、『サイバーパンク』ならではの魅力を存分に活かしたゲームデザインが考えられるだろう。
Scopelyは近年、モバイルゲーム市場で目覚ましい成功を収めており、『MONOPOLY GO!』や『Scrabble® GO』など数々のヒット作を世に送り出している。その商業的な手腕は高く評価されている一方で、一部のファンからは、CDPRの新作が過度な課金モデルを採用し、ゲーム体験を損なうのではないかという懸念の声も上がっている。

現時点では、CDPRとScopelyからこれ以上の詳細は発表されておらず、ゲームのジャンルやリリース時期、ビジネスモデルについては今後の続報が待たれる。
via: Games Radar