Blizzard Entertainmentは先日、BlizzCon 2026で『Diablo 5』を2029年にリリースすると正式発表した。しかし、『ディアブロ IV』では新たな拡張パックが今後リリースされないことが確定したため、一部のプレイヤーからは、現時点で時間と費用を費やし続ける価値があるのか疑問の声が上がっている。これに対し、Blizzard Entertainmentは、『ディアブロ IV』が引き続き完全なサポートを受けることを強調した。

『ディアブロ IV』ゲームディレクターのブレント・ギブソン氏は、チームは『憎悪の器』と「憎悪の王」を通じて「憎悪の物語」を完結させたと述べ、今後は『Diablo 5』の「恐怖の物語」へと移行すると語った。同時に、今後の『ディアブロ IV』はシーズンアップデートが中心となり、新たな大型拡張パックは計画されていないことも明言した。
このニュースが報じられると、多くのプレイヤーが失望を表明した。その理由の一つは、前シリーズ責任者のロッド・ファーガソン氏が2023年に「毎年拡張パックをリリースする」という構想を語っていたことにある。あるプレイヤーはRedditで「なぜこのゲームを殺すんだ?『憎悪の王』は評価が高かったはずなのに?」と疑問を呈し、別のプレイヤーは「じゃあ、誰が『ディアブロ IV』でバトルパスやコスメティックを買い続けたいと思うんだ?」と怒りを露わにした。

しかし、ゲーム発売から6年後に続編がリリースされるのは異常ではないと考えるプレイヤーもいる。中には皮肉を込めて「『ディアブロ IV』に100ドル払ったのに、1000時間以上のエンターテイメントしか得られなかった。Blizzardはひどすぎる!」とコメントする者もいた。
今後の計画について、『Diablo 5』ゲームディレクターのジョー・シェリー氏は、「『ディアブロ IV』は依然として明確なサポートを受けており、チームは全力で取り組んでいる」と強調した。彼は、「Season of Hell's Legacy」シーズンやSwitch 2版のリリースに加え、「アマゾン」クラスが2027年前半に導入される予定だと指摘した。
Blizzardプロダクションディレクターのティファニー・ワット氏も、同社が異なる『ディアブロ』シリーズ作品にそれぞれ独立したチームを配置しつつも、互いに密接に連携していることを強調した。シーズンコンテンツと新クラスだけで、プレイヤーを『Diablo 5』のリリースまで引き留めることができるのかは、Blizzardにとって今後3年間の重要な課題となるだろう。
via: PC Gamer