『バックルームズ』の生みの親であり映画監督のケイン・パーソンズが、先日再びValve本社を訪れ、Instagramのストーリーズでオフィス内の様子を公開した。これを受け、彼がValveと『Portal』の映画化について交渉しているのではないかという憶測がプレイヤーの間で飛び交っている。


若干20歳のパーソンズは、今年、長編デビュー作『バックルームズ』で一躍脚光を浴びた。製作費約1,000万ドルに対し、全世界で3億9,300万ドルを超える興行収入を記録し、小島秀夫監督も公に絶賛している。注目すべきは、彼がValveに姿を見せたのは今回が初めてではないという点だ。2026年6月にも本社を訪れ、写真を公開している。
噂が急速に広まっているのは、パーソンズ自身が『Portal』を深く愛していることにも起因する。彼は2026年5月に『ニューヨーク・タイムズ』のインタビューを受けた際、『Portal』をスクリーンに登場させることは自身の「夢の企画」だと明かし、このゲームが長年自身の創作に影響を与えてきたと語っている。また、過去に『IGN』のインタビューでは、『Half-Life』のサウンドエフェクトを密かに『バックルームズ』に忍ばせたこともほぼ認めている。

しかし、『Portal』の映画化は、実は2013年にはJ.J. エイブラムス率いる「バッド・ロボット」が推進すると発表されていた。当時、『Half-Life』の映画化計画も同時に報じられており、エイブラムスは2021年時点でも『Portal』がワーナー・ブラザースで開発中だと語っていたが、それ以降、長年進展がない状態だ。
そのため、パーソンズが最近Valveを再訪したことで、多くのプレイヤーは公式が提携先を変更する可能性に期待を寄せている。しかし、現時点ではValveもパーソンズも『Portal』映画に関するいかなる計画も発表しておらず、すべてはファンの憶測の域を出ていない。
via: IGN