ジョージ・R・R・マーティン、10年以上遅延の『氷と炎の歌』シリーズは「永遠に完成しないかもしれない」と告白 「すでに私の訃報を書き始めている者もいる」

以前にもお伝えしたように、HBOは小説を原作とするドラマシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』のスピンオフとして『ブラーボス』を一時企画していたが、このプロジェクトは最終的にお蔵入りとなった。この件は原作者ジョージ・R・R・マーティンにインスピレーションを与え、映像化されなかったこの物語を小説という形で描くことを構想しているという。しかし、彼の小説『冬の狂風』(The Winds of Winter)が13年も遅延しており未だ完成していないため、この構想が短期的に実現するのは難しいだろう。

しかし、10年以上も遅れている『冬の狂風』は、いったいいつになったら世に出るのだろうか? おそらくこの問いには、作者であるジョージ・R・R・マーティン本人でさえ、明確な答えを出せないようだ。先日、彼が『The Hollywood Reporter』のインタビューに応じた際、この小説が永遠に完成しないかもしれないという、残念な可能性と向き合わざるを得なかった。

「残念なことに、もう13年も遅れているんだ」とマーティンは語る。「この件について話すたびに、『どうして丸13年も書き終えられずにいるんだ?』と自問する。何が起きたのか自分でも分からない。ただ、一日一日と時間が過ぎていったんだ」

彼は続ける。「もちろん、『冬の狂風』を書き終えることが今も私の最優先事項だ。多くの人がすでに私の訃報を書き始めていて、『ああ、彼は生涯かけても書き終えられないだろう』と思っているようだがね。分からない、もしかしたら彼らの言う通りかもしれない。でも、私はまだピンピンしているし、自分ではまだかなり元気だと思っているよ」

2023年11月頃、マーティンは小説『冬の狂風』の進捗が約1,100ページに達したと明かしていた。しかし、この数字は2022年に彼が言及した進捗と全く同じであり、ファンの失望を招くのは避けられなかった。さらに、『冬の狂風』は『氷と炎の歌』シリーズの最終章ですらない。マーティンが今年で76歳になることを考えると、一部のファンが「彼は生涯かけても完成させられないだろう」と考えるのも、あながち無理からぬことかもしれない。


via: THR